静岡への日帰りドライブ旅行で念願の「メゾンケイ」に行ってきました~。
パリでアジア人初の3ツ星を獲得した小林圭シェフと和菓子の老舗「虎屋」とのコラボで誕生したフレンチレストランです。とらや工房(←click)のお隣にあります。
メゾンケイ(Maison KEI)
2021年に富士山麓の御殿場で開業。たっぷり余裕のある敷地で、駐車場も30台分くらい用意されています。ただ、レイちゃんは車内でお留守番なので日陰になるアウトレット御殿場の立体駐車場にとめました。P2駐車場から徒歩15分くらいです。
朝は晴れていたのに午後は曇ってしまい・・、でも富士山山頂がちょっとだけ見えました。
この日は地元・静岡の素材尽くしの5500円(税込・サ10%別)のコースを頂きました。(コーヒーは別料金)
マドレーヌサレ
このコンソメスープの滋味深さと言ったら・・😍。永遠に飲んでいたい(笑)。フレンチの基本中の基本なんでしょうけど、最高峰のコンソメスープの味を知れて良かったです。
ジャルダン デ レギューム クロッカン
3ツ星のパリ店でもスペシャリテになっている泡のサラダ。静岡県産を中心とした30種類以上の野菜とスモークされた鱒に、4種のソースがかけられ、上にはレモンソースの白い泡がふんわりと。食べる直前にブラウンシュガー、ハチミツ、アーモンド等で作られたクランブルをかけてくれました。
そして・・・
泡が消えるまでよ~く混ぜ混ぜ。先に混ぜ終えた主人が一口食べてみて目をまん丸😲にしています(笑)。私もこのスペシャリテには久々に感動してしまいました😍。
この究極に美味しい緑色のドレッシングソースは、酸味、甘味、苦味が複雑に組み合わさっていて何がどうなっているのか説明が難しいです😆。クランブルの中に入っているブラウンシュガーがカリッと甘さを感じるときがあって、それが印象に残っています。
サラダを食べ終えてもソースが結構余るのでパンにつけて残さずいただきました。メゾンケイで使用されているパンは、前記事で紹介したブーランジェリー アダチ(←click)で焼かれたものです。特注されたライ麦パンで、とても美味しいです。
ホワイトアスパラガスのリゾット
金目鯛の鱗焼き 野菜のソース
パリ本店ではスズキのウロコ焼きがスペシャリテなんだそうです。御殿場店では情熱大陸でも紹介された「サスエ前田魚店」(焼津)から届く金目鯛を使用して、旬の野菜ソースが添えられていました。金目鯛は甘鯛ほどウロコが立ちませんがサクサクッとした食感で、身はしっとり😍。野菜ソースはトマト、紫キャベツ、ケイパーをビネガーで和えてあってそのまま食べても美味しいです。
ヴァシュラン
ヴァシュランはカリカリに焼かれたメレンゲを崩し、アイスクリーム等と混ぜて楽しむ冷たいデザートのこと。パリ店でも好評だったものを「とらや」の餡を使ってアレンジされたそうです。
ピンク色のメレンゲはイチゴ味で、その下のアイスはイチゴ味とゴマ味が半々ずつ。甘さひかえめな黒ゴマ餡ソースをかけられています。いろいろ計算された素晴らしい一皿でした。
プチフィールはとらや餡が挟まれたマドレーヌです。
コストを度外視した料金設定で、このコースだけだと採算はとれないと思いますが、そのかわりメインディッシュを変更する際のプラス料金やコーヒー、アルコール類は高めになっていました。
この日1番印象に残ったのはやっぱり泡のサラダです。パリ本店でもスペシャリテになっているので期待していたのですが、想像を遥かに超える人生最高のサラダでした😍。この1皿のためだけに御殿場に行っても後悔しないと思います。プラス1000円でサラダを大盛りにできるらしいんで、次回は大盛りにしてみようかな?(笑)
お料理だけでなく、景色やホスピタリティも良かったので、必ず再訪します!!