・ペルー、チリ旅行11日目(2011年11月12日)・・・・イースター島観光、タハタイホテル宿泊
この日はモアイを見に行く前に、朝一番で郵便局へ。
9:05、スクーターに乗った女性職員がちょっと慌てた感じで出勤してきました。9時オープンなのに9時に誰もいないというのは日本では考えられませんが、これもお国柄ということで(笑)。
この郵便局でパスポートにイースター島の記念スタンプを押してもらいました。
女性職員が4種類のスタンプを押してくれます。(1USドル程度のチップが必要です。)
ハンガロア村のメインストリート
イースター島の人口は約4500人で、そのほとんどがハンガロア村に住んでいます。世界的に有名な観光地なので、もう少し栄えているのかと思ってたんですが、かなり素朴な雰囲気ですね。大きなワンコがいたるところにいて、お店の軒先で寝そべっていました。
犬に雑草を食べさせようと一生懸命な兄妹(笑)
微笑ましい光景ですが、耳やシッポを引っ張られたりもして、イヌからすればちょっと災難だったかな。
私「車道に飛び出してきたりしないし、イースター島のワンコって本当にみんなお利口だよね。」
主人「この環境だから、賢い子だけが生き延びられているのかもね。」
・・・たしかにそうなのかも。
このあと、ハンガロア村のすぐそばにある火山「ラノ・カウ」に向かいました。
ラノ・カウの展望台
山といっても標高300メートルですので、車だと10分ほどで登れてしまいます。
火口湖
ラノ・カウの火口は直径1.6キロのカルデラ湖になっていて、湖の水は村の生活用水として利用されています。湖面の大半は葦で覆われてますが、ところどころ見える青い水面がとても神秘的で美しかったです。
左手の岩に「鳥人」のレリーフが描かれてます。かつては各部族の代表者がここから崖を降りていき、1.5キロ離れた奥の小島まで泳いでいって、グンカン鳥の卵を持ち帰る競争が行われていました。優勝者の部族長が鳥人となり、その後1年間、島1番の権力者として君臨したそうです。
お次は、山を降りて、海岸沿いの洞窟に向かいました。
海に面した階段を降りていくと見えてくるのが・・・、
アナ・カイ・タンガタ(食人洞窟)と呼ばれる洞窟です。
怖い話ですが、昔はここで食人の儀式が行われていたらしいですよ。
天井には渡り鳥の絵が描かれていましたが、かなり薄くなっていました。
洞窟を見学した後は、ハンガロア村に戻ってお昼ごはんにしました。
海岸から近い「KUKI VARUA」というレストラン
パンとペブレ
ペブレというのは、トマト、玉ねぎ、コリアンダーなどが入った酢漬けのようなもので、パンに乗せて頂きます。コリアンダーが苦手な私は、あまり好きにはなれませんでした・・・。
シーフードパスタ
サーモン、イカ、アサリなどがたっぷり入ったクリームパスタです。なかなか美味しかったです。
シーザーサラダ
チキンがとても柔らかかったです。あっさりとしたドレッシングだったので、チーズをたっぷり掛けて頂きました。
ランチを頂いた後は、イースター島の北にあるアナケナビーチに向かいました。
アナケナビーチのバーベキュー場
ハンガロア村から20キロ以上離れていますが、村からビーチまでの道はきれいに舗装されているので、30分弱で到着しました。
このビーチを歩くと見えてくるのが、、、、
白い砂浜に立つ「アフ・ナウナウ」です。
近寄ってみると保存状態が非常に良いことがわかります。アフ・ナウナウのモアイは、砂に埋まっていたため、島に1000体あるモアイの中でも最も美しいモアイなんだそうです。
反対側から見るとこんな感じ。4体は赤いプカオ(帽子)を乗せています。
アゴのラインもシャープですし、目、鼻、口も制作当時の形が綺麗に残っていますね。
モアイの手と指です。おヘソもはっきりわかります。
イースター島に現存する最も美しいモアイはこのアフ・ナウナウのモアイですが、世界一美しいモアイはロンドンの大英博物館にあります。チリ政府はイギリスに対して返還を求めているらしいですが・・・。イギリスは、ロゼッタストーンもスフィンクスの髭もパルテノン神殿の彫刻も絶対に返そうとしないので、モアイもたぶん返還されないでしょうね・・・。
お次は、「光のヘソ」と呼ばれるパワースポットへ。アフ・ナウナウから車で5分ほどの場所にがあるのですが、ガイドブックには詳しい場所が書かれておらず、海岸沿いを探し歩いてようやく発見。
テ・ピト・クラ(光のヘソ)
現地語を直訳すると「光のヘソ」ですが、「地球のヘソ」とも呼ばれている球体の石。昔の人は周りの4つの石に座って、直径75センチの真ん中の石に額をつけて、考え事をしたそうです。真ん中の石は磁気を帯びており、方位磁石を置くとグルグル回るそうなんですが、持って来なかったので確認はできませんでした。
このあとは、アフ・トンガリキに向かいました。
いちおう舗装路なんですが、大きな穴がボコボコあいているので、穴をよけながら走っていきます。馬はそこらじゅうにいますよ。
アフ・トンガリキ
こちらのモアイは全て倒れていたのですが、香川県にある「タダノ」というクレーン会社が大型クレーンを無償提供し、さらに1億円以上の資金援助も行って立てたものです。1988年に放送された「世界・ふしぎ発見!」をタダノの社員が見ていたことがきっかけで修復プロジェクトが始まり、15体すべてのモアイが立ったのは1995年だそうです。それ以降、イースター島観光における最大の目玉になっています。
16体目のモアイ。お約束の1枚。(笑)
近くで見ても、遠くから眺めても壮観です。
アフ・トンガリキの近くに立っているこちらのモアイは、大阪のエキスポランドに来たことがあるそうです。
柔らかい夕日に照らされて、ほんのりと赤く染まっていきました。・・なんだかジーンと来てしまいます。
こんなに遠く離れた島で、日本人がモアイを再建したというのは、同じ日本人として純粋に嬉しいし、誇らしく思いました。
このアフ・トンガリキは有名な朝日鑑賞スポットでもあります。翌日は、日の出前に起きて、こちらに戻って来ました。そのときの模様は次回の記事でご紹介します。
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9 件のコメント:
こんばんは。
わ〜、素敵な景色の数々ですね〜〜♪
モアイ像も帽子を被ったのやら、背の高さや
顔も違っていて、ちょっとふてくされたような
表情?とか各々特徴がって面白いですね^^
日本人が修復に関わっているというのは
何だか嬉しいです!!
朝日に照らされたモアイ、感動的でしょうね〜☆
こんばんは^^
素敵過ぎます~
青い海に感動して・・・
綺麗な景色に火山口に感動して・・・
モアイ、すごーい。
何度も何度も見ちゃいました^^
のりえさんも素敵ですー
素晴らしい写真、ありがとうございます。
本当に大きな感動をありがとうです^^
うわー モアイだーー!
これ、私、1度でいいから見てみたいと思っている遺跡なの。 のりえちゃん、今回の旅行で見られたんだーー!
あぁ、羨ましすぎるーー!
感動だよね〜
写真が一段と綺麗になって毎回楽しませてもらってるよ!
のりえさん、こんばんわ☆
モアイ像、すごいね~!!!
コレ、近くで見たらホントにホントに
感動しそう!!! いつか見てみたいわ~。
写真もとってもキレイに撮れてるね♪
夕日のモアイも素敵だけど、
次回の朝日バージョンも楽しみ^^
イースター島、自然がいっぱいで
キレイなとこだね~♪
町の人ものんびりなのね^^
日本人がモアイの再建のチカラになったって
なんだか嬉しいよね♪
すごいですね!
これ実際に見たら本当に圧巻だろうな。。。。
じーーんときちゃう気持ち、分かります!
地球の裏側で遠すぎるけど、いつか行ってみたいなぁ~
のりえちゃん おはよ♪
すっごくのどかでのんびりした
雰囲気のところだね。
モアイのお約束写真もいいわぁ~。
のりえ邸のギャラリーに飾る写真が
また増えたね~♪
絶景ポイントもたくさんあるのね。
やっぱりイースターも死ぬ前に一度は
いっとかなきゃだね。
そうそう、昨日は楽しかった、ありがとう!!
きゃ~~~~のりえさんイースター島すっかりファンになっちゃいました~!!
雄大さとかわいらしさとを備えたイースター島素敵ですね~!!
モアイ素晴らしいですね~
私も見てみたいわ~
お約束の写真楽しい~~!!
私もそういうの絶対やりたいです(^^♪
のりえさんほ~んと素敵な旅行されましたね。
私まで旅気分で幸せをいただきました~
こんばんは^^
のりえさんでも、得意の出し巻き卵、焦がしちゃったことあるんせすねー
IH、火加減が慣れなくて、まだ簡単なことしかしてないんです。
ちょっと安心したりしてー(笑。
ゆっくり頑張りますね~
いつもありがとう。
今日はとても寒かったですね。
暖かくしてお休みくださいね^^
のりえちゃん こんにちは♪
また神秘的な雰囲気の場所ばかりだね~。
こんな遠く離れた場所でも日本人の力が役に立ったなんて
誇りに思えちゃうね。。。
すごいね、日本人!
お約束の1枚、とってもかわいい。^^
私もきっとやっちゃうな~。ってみんなやってるんだろうね?^^
モアイは夕焼けに染まった空によく似合うことが
のりえちゃんの旅レポでよくわかりました(*´ー`*)
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