ペルー、チリ旅行８～１０日目（イースター島編１）

・ペルー、チリ旅行８日目（２０１１年１１月９日）・・・・リマへ戻る、ラマダコスタデルソルリマエアポートホテル宿泊

久しぶりに遅くに起床して、朝食を取った後は、クスコのアルマス広場周辺でお土産物を見て回りました。

１１時にリベルタドール・クスコホテルをチェックアウトし、タクシーでクスコ空港へ。

１３：１５発のＴＡＣＡ航空（ＴＡ１２便）でリマへ戻りました。



ラマダ・コスタ・デル・ソル・リマ・エアポートホテルにチェックイン。

こちらのホテルはリマ空港ターミナルの２階から通路で直結されているので、深夜に到着する便や、早朝に出発する便を利用する方には便利だと思います。



エアポートホテルらしく、シンプルなお部屋です。窓から見えるのがリマ空港です。

この日は溜まっていたメールをまとめて返信したり、デジカメの写真を整理したり、絵葉書を書いたり。。。街に出ることもせず、空港のショップやホテル内のレストランで食事をとり、ゆっくりと過ごしました。



最後にペルーの感想をいくつか。

・ペルーの肥満率はかなり高いように感じました。主食がジャガイモとトウモロコシなので、どうしても太りやすくなっちゃいますね。ペルー人は結構ピッタリした服を好むようなので余計目立つのかも。

・アンデスの高地に住む人たちは日焼けがすごくて、実年齢以上に老けて見えます。失礼な話ですが、おばあちゃんと孫だと思っていたのに、いきなり授乳を始めたり・・、といったシーンが何度もありました。

・韓国パワーがもの凄いです。車はヒュンダイとＫＩＡが目立ち、ホテルの薄型テレビもほぼＬＧ製。ＳＡＭＳＵＮＧの広告も街中に掲げられてました。ペルーと韓国はＦＴＡ協定を結んでいて関税がないので、日本企業が対抗するのはかなり厳しいように思いました。



・ペルー、チリ旅行９日目（２０１１年１１月１０日）・・・・サンティアゴへ移動、ホリディインサンティアゴホテル宿泊


この日はペルーからチリに移動しました。

９時にエアポートホテルをチェックアウトし、そのままＴＡＣＡ航空のカウンターへ。

カウンターで１１：２０出発予定のサンティアゴ行き（ＴＡ５５便）が１時間遅れると伝えられました。南米の飛行機は遅延が多いということは知っていたので、まぁ仕方ないかと思っていたのですが、しばらく空港内をぶらぶらしていると、、、



主人「あれ、ＳＡＮＴＩＡＧＯ行きは１４時って書いてあるよ？２時間４０分遅れになってる。」

ガーーーン。さっき１時間遅れって言われたばっかりなのに・・・。再度カウンターに行って尋ねてみると、確かに１４時に再変更になったとのこと。

主人「遅延してるのに私は悪くないって感じで堂々としていて、逆に清々しいくらいだね。でもまだ１０時なのに、あと４時間もどうしようかね？」とカウンターの前で話していると、、、

カウンターの女性から「ランチの無料クーポンいる？」と訊かれたので、「いる」と即答（笑）





もらった無料クーポンのランチ

見た目は良くないですけど、味はまぁまぁでした。

ランチを食べた後は、イースター島のガイドブックを読みながらベンチに座っていたのですが、後ろに座っていた女性に、

「この女の子たちが、あなたと一緒に写真を撮りたいって言ってるんだけど、良いかしら？」

と英語で話しかけられました。

「え、どうして私と？」　

「ん～、わからないわ」


実はこの旅行中、ペルーの子供たちから「一緒に写真撮って～」と何度も頼まれて撮ってるんです。外国人と一緒に写真を撮るのがブームなのかしら？



あら～。わたし、シャツ出てたわ～（恥）。

このあと、１人ずつとツーショット撮影。男の子たちも次々と寄ってきて、撮影会は延々と続くのでした・・・。

１３：３０、搭乗ゲートに移動。乗客たちは待ちくたびれてどんよりした感じ。私たちも座って搭乗開始を待っていたのですが、１０分経っても２０分経っても搭乗が始まらず、、、そのまま１４時を過ぎました（苦笑）

みんな諦めムードで文句を言いに行く人もいません。

結局、出発はちょうど４時間遅れの１５：２０でした・・。



飛行機の窓から見えた綺麗な夕日がせめてもの救いかな。

２１：００、サンティアゴ空港に到着。



ターミナルから徒歩３０秒の「ホリディイン・サンティアゴ・エアポートホテル」にチェックイン。



本当はフォルクローレの生演奏を聞けるレストランに行こうと思っていたんですが、もう時間的に無理なので、ホテルのレストランで済ませました。

この日は空港と飛行機での移動で１日が終わってしまったわ～。

でも何度も海外旅行をしていれば、こういうこともあります。夕食以外の予定は狂わなかったので、ラッキーと思わないと！



・ペルー、チリ旅行１０日目（２０１１年１１月１１日）・・・・イースター島観光、タハタイホテル宿泊

朝７時にエアポートホテルをチェックアウト。

９：２５発のＬＡＮ航空（ＬＡ８４１便）で、イースター島へ！今日は定刻通りです。



チリの首都・サンティアゴからイースター島までは５時間のフライトです。



１３：０５、イースター島のマタベリ国際空港に到着。

タクシーで宿泊予定のタハタイホテルへ。所要時間は５分くらいです。



タハタイホテル

イースター島にはモアイより高い建物は建てちゃいけない決まりがあるそうで、ホテルもこんな感じの平屋建てが多いです。こちらのホテルには日本人の女性スタッフが常駐していますが、フロントにいるのは午前中だけのようでした。





私たちが泊まったのはコテージタイプのお部屋です。小さいテレビがありましたが、ほとんど映りません。


このあと、INSULARというレンタカー会社まで歩いていって、スズキのジムニー（４WD）を借りました。料金は４８時間で１２０ＵＳドルです。（２４時間だと７０ＵＳドル。）

※イースター島の車両には自動車保険がかけられていないため、デポジット（保証金）として金額欄が空白のクレジットカード伝票にサインさせられます。事故を起こした場合、レンタカー会社が賠償額を自由に設定できてしまうので、事故にはくれぐれもご注意を！　（事故がなければ車両返却時に伝票を破ってくれます。）



私たちが借りた スズキ ジムニー

イースター島はジムニーがすごく多いです。舗装されていない悪路が多いから、お手頃な４ＷＤを出しているスズキが選ばれるのかも。あと、左ハンドルのマニュアル車が多いので、オートマに慣れてしまっている方は少し苦労するかもしれません。

無事にレンタカーを借りれたので、さっそくハンガロア村の近くにあるモアイを見に行こうとしたんですが、海岸沿いの道路に車がずらーっと並んでいて、大勢の人が集まっています。私たちもなんとか車をとめて近づいてみると、、、

やったーー！ペルーのナスカに引き続き、またまたお祭りに遭遇です！



左手の白いテントの中にも１００人以上の人が座ってましたし、舞台後方にも大勢の子供たちが待機しています。この島では結構な規模なんじゃないかしら。





小学生のグループ。小さい時から踊り慣れている感じで、みんな笑顔で本当に楽しそう。



こちらは高校生くらいかしら。このくらいの年齢になると、もうかなり上手。



突然、イヌが乱入。でも、追い払うこともせず、全くお構いなしで進行していきます。おおらかで良いわ～。



子供たちの踊りが終わると、最前列で熱心に写真を撮っていた親たちが一斉に引き上げてしまったので、前の方に移動しました。





最前列からみると凄い迫力。こちらのほとんど裸の男性２人は、たぶんプロのダンサーですね。動きが違うし、タトゥーもすごかったです。

トータル２時間以上は見ていたかな。思いがけず、大きなお祭りが見られて本当にラッキーでした！

お祭りが終わった後、アフ・アキビ（AHU　AKIVI）のモアイを見に行きました。

ハンガロア村から悪路を走ること２０分。アフアキビに到着。



ジャーーーン！　海に向かって立つ、７体のモアイ像です。

やっぱり大きいわ～！それにカッコイイ～。横から見たり、後ろから見たりしていましたが、アフがあるのでモアイのそばには近寄れません。

※アフ（祭壇）は、モアイの真下にある石積みと、石積みの周りに並べてある石の部分です。現地の人にとっては、モアイよりもアフのほうが重要で神聖な部分なので踏んではいけません。

まだ明るいですが、そろそろ日没の時間が近づいてきているので、島の西海岸にあるタハイ儀式村で夕焼けを見ることにしました。



軽食を食べながら日没を待つ団体さんたち



欠けていて不揃いなのに、不思議とバランスが取れているように見えるアフ・バイ・ウリ。



こちらは、アフ・コテリクのモアイ。モアイのシルエットって、なんかカッコ良いですよね～。

雲が厚くて綺麗なサンセットは見られませんでしたが、大満足でした。

日没後は、「エンパナーダス・ティア・ベルタ」という小さなレストランで夕食にしました。



マグロの鉄板焼き

イースター島で獲れたマグロを塩コショウで焼いただけのものですが、結構いけます。ライスはうっすらと味のついたピラフでした。




こちらが店名にもなっている「エンパナーダ」という食べ物です。大きな揚げ餃子みたいな感じで、中にはツナが入っています。ピロシキの具の味に近い感じで、かなり美味しかったです。エンパナーダはテイクアウトも出来るので、村から遠い場所でランチにする時なども良いと思いますよ。

本当は初日からもっとたくさんのモアイを見てまわる予定だったんですが、思いがけずお祭りがあったのであまり回れませんでした。でも地元の人が大勢集まるお祭りを見れたのは本当に良かったです。

・ペルー、チリ旅行１～２日目（リマ編）

・ペルー、チリ旅行３～４日目（ナスカ編）

・ペルー、チリ旅行５日目（クスコ編）

・ペルー、チリ旅行６日目（マチュピチュ編１）

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・ペルー、チリ旅行８～１０日目（イースター島編１）

・ペルー、チリ旅行１１日目（イースター島編２）

・ペルー、チリ旅行１２日目（イースター島編３）

・ペルー、チリ旅行１３日目（サンティアゴ編）

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