青山 えさき（外苑前）

母の日のお祝いで、外苑前にある「青山 えさき」に行ってきました。



ミシュランで３年連続３ツ星のお店です。

４年前にも足を運んでいますが、当時はまだ２ツ星でしたので、３ツ星になってからは初めての訪問です。（その時のレポはこちら（←click））





地下にあるお店なのですが、大きな窓から採光されており、アイボリーを基調にした明るくてモダンな印象の店内です。席数は、個室２つ、カウンター６席、テーブル１０席。カウンター席以外は満席のようでした。（お昼はカウンター席は使用しないようです。）

この日は、ランチの「おまかせコース」（５２５０円）を頂きました。（ランチは、木、金、土の３日間だけで、お料理も「おまかせコース」のみです。）




富良野　山本農園のグリーンアスパラガス と 佐渡のサザエ　それらのソースをかけて




カンパチの お造り




宮古島の人参 と 山梨明野の金時芋のグリル

皮付きのまま低温でじっくり焼かれたという人参とサツマイモです。右側に見えるのは、藻塩（上）と柚子砂糖（下）です。素材本来の甘味が堪能できる一品ですね。




スズキの蒸し物 色々な野菜 ふきのとうソースをかけて

身がふっくらしたスズキと、苦味のあるふきのとうのソースが意外とよく合います。お野菜は、タラの芽、グリンピース、こごみなど、春を代表するものばかり。とくに薄い衣でサクッと揚がったタラの芽が良かったです。





桜海老の炊き込みご飯




油揚げのお味噌汁





甘いもん

白い牛乳羹の上に、白ワインゼリーと黒蜜がかけられ苺が添えられてあります。雑穀も入っていて、そのプチプチとした食感が口の中で広がります。牛乳羹と白ワインゼリーがとても美味しかったです。



有機野菜をふんだんに使い、素材の味を活かしたお料理が多いのが印象的でした。どれも美味しかったのですが、「また食べたい！」と印象付けるものがなかったのが残念です。

あと、日本料理店では器使いも楽しみの１つですが、こちらの器はどれもシンプル過ぎるな～と感じちゃいました。

三ツ星ということで、勝手に期待度を上げてしまっているのがイケナイのかも。

お値段的にもリーズナブルですし、サービスも素晴らしかったし、全体的に良いお店なんですが、日本に初めて来た外国人に「これが和食の最高峰なのね」とは思われたくないかなぁ～。


今回のランチと比べると、同じ料金の 赤坂の「帰燕」（←click）、日本橋の「桜川」（←click）などのほうが好みです。


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