ロンドンでアフタヌーンティー 『Fortnum & Mason』

イギリスといえばアフタヌーンティーも有名です。
ロンドンにはアフタヌーンティーの名店がたくさんあるため、どこに行こうか迷いましたが、今回は私が大好きで、日本でもお馴染みの『Fortnum & Mason』（フォートナムメイソン）に足を運びました。



フォートナムメイソン本店の４階にある『The Diamond Jubilee Tea Salon』（ダイヤモンド・ジュビリー・ティーサロン）です。今年の３月にリニューアルオープンした際には、エリザベス女王、カミラ皇太子夫人、キャサリン妃もお見えになったそうです。

生演奏を聞きながらのアフタヌーンティーだなんて、なんて贅沢なんでしょう。

ちなみに、ドレスコードはスマートカジュアル以上が良いと思います。



３段のティースタンドで出される伝統的な英国式アフタヌーンティーをお願いしました。（写真で２人前です）



紅茶はフォートナムメイソンで扱われている全種類から選べます。

普段はダージリンを好む主人ですが、「リストの１番上に書いてあるから」という理由でロイヤルブレンドティーを選択したところ、これが大正解。ハチミツのような香りで、口当たりも良く、ミルクとも非常によく合いました。私は無難に大好きなクラシックアールグレイティーをお願いしました。もちろん、納得のお味です。

では、３段プレートを順番にご紹介します。（英国式マナーでは、下段から頂きます。）



下段：サンドイッチ（サーモン、卵、ハム、チキン、きゅうり）

正直なところ、日本のホテルのサンドイッチなどと比べると不満が残るかもしれません。具材もパンもやはり日本のほうが美味しいです。




中段：スコーン（プレーンとレーズン入り）

まずはそのまま何もつけずに頂きました。こちらは文句なしの美味しさです。温かいままサーブされているので、スコーンならではのサクサクふわふわ感が楽しめました。

スコーンにはクロテッドクリームとジャムが３種類も添えられています。

ジャムはかなり甘めですが、スコーンと一緒にいただく分にはちょうど良いです。主人は初めてスコーンを食べたんですが、「ジャムは甘すぎるけど、スコーンとクロテッドクリームは良いね！」と言ってました。ちなみに、私は主人の分も１つもらい、３つも食べてしまいました。




上段：ケーキの盛り合わせ

あらかじめサーブされるのはこの４種類ですが、他にも数種類のケーキが用意されています。つまり、ケーキ食べ放題ということ

説明を受けた時は、「嬉しい～！！」と喜んだのですが、実際いただいてみるとどれも甘すぎて、２人でこの４つさえも食べ切ることができませんでした・・。甘さ控えめで繊細な味わいの日本のケーキに慣れていると、こういった甘さを全面に出したケーキは厳しいものがあります・・。


以上の内容で、１人３８￡（＋サービス料１２．５％）です。

かなり高いような気はしますが、優雅な雰囲気の中で美味しい紅茶を楽しむという経験をさせてもらって、とても良かったと思っています。



お土産で購入した紅茶とクッキー

日本では非常に高いフォートナムメイソンの紅茶ですが、ロンドンの本店では日本の３分の１くらいのお値段で買えます。イギリスでのお値段を知ってしまうと、日本では買えなくなってしまいますね～。


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