柿葺落六月大歌舞伎

４月にリニューアルオープンした新歌舞伎座に行って来ました。



主人は税理士さんとの打ち合わせがあったので、歌舞伎座正面で待ち合わせ。お着物の方が大勢いらっしゃっていました。午後にスコールのような大粒の雨が降っていましたが、開場前にやんで良かったです。




こけら落とし期間中は１日３公演あります。第３部（１８時～）の演目は「鈴ヶ森」と「助六」。歌舞伎十八番の代表格でもある助六は、故・市川團十郎さんが演じる予定でしたが、海老蔵さんが代役です。




２人とも歌舞伎を観るのは初めてなので、登場人物やストーリーはしっかりと予習してきましたが、字幕ガイドもレンタルしました。こちらもとても役に立ちました。桟敷席はテーブルがあり、お茶とポットも付いているのでくつろげます。




桟敷幕の内（３７００円）




桟敷寿司（３７００円）

いずれも１階の桟敷席でしか味わえないお弁当で、事前予約が必要です。お吸い物や和菓子もついています。幕間までに席まで届けてくれますので、短い休憩時間でも、ゆっくりお弁当を頂くことができました。

周りをみてみると、東京吉兆、弁松、今半などのお弁当を持参している方が多かったです。歌舞伎座の近くには三越や松屋がありますし、よりどりみどりですね。




歌舞伎というと、ちょっと敷居が高いイメージが強かったのですが、そんなことはありませんでした。鈴ヶ森の立廻りはドリフターズ的なノリで楽しかったですし、助六の股くぐりのシーンでは海老蔵のフンドシにファブリーズしたり、最近始めたブログを茶化したりと、客席は大ウケでした。

それにしても海老蔵は華がありますね～。助六が登場する前は花魁たちの衣装の豪華さに目を奪われますが、助六が登場後は客席の目が彼に釘付けになってしまうんです。いままで抱いていた印象が覆えされた気さえします。喧嘩っぱやくて、無鉄砲で、女性にモテモテという役柄なので、私生活とも重なりますし（笑）、完全にハマリ役だと思いました。

本当に楽しい３時間でした。また行きたいな～。


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