秋刀魚の塩焼き と 冬瓜の海老あんかけ

２週間ほど前から新物のサンマがたくさん並び始めていますね。まだちょっと早いかなぁと思いつつも、ピカピカに光ったサンマの誘惑に負けてしまいました。



秋刀魚の塩焼き

サンマの臭みと余計な水分を抜く為、全体に塩をふり５分ほどおいたら、さっと洗い流します。１ｃｍ間隔に飾り包丁を入れ、再び塩をふってグリルでこんがり焼き上げます。

やっぱりサンマの塩焼きは最高～。



冬瓜の海老あんかけ

冬瓜は、米のとぎ汁で下茹でしてから、お出汁と調味料で味を含ませています。皮をむいた側に、格子の切り目を入れ、味を染み込みやすくします。海老あんかけのとろみ付けには吉野本葛を使っています。片栗粉とは違ったなめらかな餡に仕上がります。


この日は、先日伺った（京味）のレシピで作ったお惣菜が３品並びました。



さつまいも（なると金時）の甘煮

アクを抜いたさつまいもを水で煮てから、お砂糖と薄口醤油、濃口醤油で３０分以上かけ、じっくり味を含ませました。使ったお芋は、徳島県産の鳴門金時です。この甘煮には鳴門金時や五郎島金時など、水分の少ないお芋がよく合います。

お揚げの甘煮

京味のレシピで、最も作っているのがこのお揚げの甘煮かもしれません。油揚げは大地を守る会の「ふんわり油揚げ」（丸和食品）を使用しています。調味料はシンプルに砂糖と醤油だけなのに、そうとは思えない美味しさ。ポイントは油抜きをしないことと、最初から最後まで強火で煮含めることだと思います。




蓮根の酢ばす

こちらは同じ食感にするために３mm厚に切り揃えることが肝心です。




茄子の浅漬（京都・川勝總本家）



暑さのあまり、最近は手抜き料理が多かったのですが、お料理熱が復活した気がします。これから秋の食材がどんどん並び始めますよね。「食する幸せ、料理する幸せ」が１番感じられる季節かな。


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