宝泉堂＜わらびもち＞、かね井＜そば＞ （京都）

２日目は京都巡りです。

朝一で「宝泉堂（茶寮宝泉）」に向かいました。しぼり豆とわらび餅が有名な甘味処です。



茶寮宝泉

下鴨神社の北、住宅街の一角にあります。平日でも行列ができるお店ですが、観光シーズンではない１２月の朝一でしたので、すんなりと店内に入ることができました。



わらび餅（１１００円）

夏の食べ物ですけど、暖房がしっかり効いているので冬でも問題なしです。注文を受けてから練ってくれる出来立てのわらび餅は、きな粉なしで黒蜜をかけて頂くスタイル。プルプルもちもちで口の中で溶けていき、黒糖の甘みが最後に残る感じ。本当に絶品でした。





お抹茶セット（９５０円）

上菓子（柴の雪）　こしあんに、雪に見立てた白あんがかかっています。お抹茶も美味しい。




お庭を眺めながらゆったりと贅沢な時間を過ごせました。

会計時にしぼり豆などをお土産に買い、お次は京都御苑へ。



京都御苑

広々～＆誰もいない～。犬禁が多い京都のなかで、わんこOKの貴重な場所です。




モミジはほとんど落葉してましたが、そんなことワンコには関係ありませ～んとウキウキな顔をしていますね。広い苑内を一周するだけでも結構な運動量になります。




京都御苑のすぐそばにある一保堂でお土産のお茶を購入。喫茶室も併設されていて店内は大混雑です。




ランチはミシュラン１つ星の「かね井」でお蕎麦を頂きました。京都御苑から車で５分くらい。

１３時すぎに伺ったのですが満席で、待っている先客が２組。店主から「かなりお待たせしますがよろしいですか？」と念を押されたものの、３０分ほどで席につくことができました。

鴨なんば（１７００円）

冬季限定の鴨なんば。お蕎麦はかなり細く、お箸でもち上げるとすぐ切れてしまいます。お隣の方も温かいおそばでしたが、やはり食べにくそうにしていました。お出汁は美味しかったものの、温かいお蕎麦は改善が必要ですね。




ランチ後は陶あんの窯元へ。市内に４店舗あり、こちらの本店は工房兼ギャラリーになっています。




工房でろくろや絵付け作業を見学させて頂きました。絵付師は女性がほとんど。色を塗っては焼き、色を塗っては焼き、という作業を繰り返して華やかな器が生まれます。特注で製作中の大皿が素晴らしかったです。おそらく１枚ウン十万円でしょう。

今回、茶碗蒸しの器を注文したかったんですが残念ながらちょうど良いサイズの蓋物がなく・・・。陶あんでは珍しい伊羅保の器を購入しました。




陶あんの伊羅保




錦市場でも黄色い交趾焼（こうちやき）の器を購入。




陶あんのフリーカップ（椿）には一保堂の煎茶。黄交趾には宝泉堂のしぼり豆。この組み合わせは幸せすぎます。


錦市場に行ったあとは、京都伊勢丹でしか買えない漬け物（楽味京都・もりた）を購入。全部試食できますし、とにかく美味しいので京都に行った際にはぜひお試しください。


ということで、ほぼ食べ物と器の京都旅でした～。



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