釧路湿原で犬連れカヌー

釧路湿原では早朝カヌーも楽しみました。

「ミンタラ」のカナディアンカヌー

朝５時に宿泊先まで迎えに来てもらいました。気温１３度のなか、ガイドさんはＴシャツ１枚。釧路湿原でカヌーツアーを催行している会社はいくつもありますが、大型犬も一緒に乗せてくれるところはとても少ないです。「ミンタラ」さんのカヌーはカナディアンカヌーとしては最大クラスで、とても安定していて、座席で立ち上がって写真を撮ることもできました。ちなみに、このカヌーは自作したものだそうです。




塘路湖を出発してＪＲ（釧網線）の鉄橋の下をくぐって、アレキナイ川へ。





風がなく、川面が完全にミラーです。





オジロワシ



中央に何かいるのがわかりますか？



寝ているマガモのメスです。



こちらは下流にいたマガモのオス。繁殖期になると頭部がグリーン色になるそうです。

カワセミ

数分間でしたが、このカワセミはカヌーと並行して飛んでくれて、水中に飛び込む姿を何度も見せてくれました。飛行中の姿も撮りましたが、羽ばたきが速すぎてまともには写っていませんでした。飛行中のカワセミは相当高価なレンズじゃないと写せないそうですね。



釧路川に入ると川幅が広くなります。



エゾシカ

一番多く見れたのがエゾシカです。１０頭以上は出会えたんじゃないかな。



エゾシカは３頭連れでいることがほとんどです。お母さん、去年のバンビ、今年のバンビです。この仔は今年のバンビちゃんですね。本当に可愛いですよ～。




タンチョウヅル



千円札に描かれているのがこの丹頂鶴です。丹は赤いという意味。頭頂部が赤いから丹頂というんだそうですよ。

あと、このツル、とんでもなく大きな声で鳴き、本当にビックリさせられました。あんな声で鳴かれたら他の動物は黙るしかありません。「鶴の一声」の意味がはっきり理解できました。






レオ、レイはずっとおとなしく座ってました。鹿などに向かって吠えるのはＮＧです。

ガイドさんと「釧路湿原の主役たちは全部出ましたね、残るはエゾシカのオスくらいですね。」なんていう話をしていたら、、、、、出ました。



ものすごく川辺に近いところに（笑）



カヌーを岸につけ、３メートルくらいまで近づきましたが、立ち上がらずにこちらをじっと見ています。フゴーフゴーと鼻息が凄かったです。やはりオスは迫力があります。

このとき、レイはさすがにソワソワしてました。




ツアー終点の細岡近辺

塘路湖から細岡まで２時間半のカヌーツアーは本当に素晴らしかったです。とくに釧路川の右岸は特別保護地区に指定されており、人間が立ち入れない場所です。手漕ぎボートかカヌーでしかこの自然を見ることはできません。

手付かずの大自然のなか、早朝の静かな時間にスーッと進んでいくカヌー。次々に現れる野鳥や動物たち。とても贅沢で忘れられない体験になりました。


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