レオが天国へと旅立ってちょうど1週間がたちました。
レオは4月ごろから自力では歩けなくなり、いわゆる介護生活を送っていました。でも食欲はまったく落ちず、大盛りご飯を毎日完食。
ところが、6月7日、急に朝ご飯を食べなくなりました。その日の午後、東京の義実家から連絡があり、同じゴールデンレトリバーのリンちゃんが13歳で亡くなったことを知ります。夜、お花だけでもと思い、車を走らせました。
6月8日、夕方ごろからレオの呼吸がだんだん速くなり、お水も飲めなくなりました。ついにそのときが来たんだと覚悟し、静かに逝かせてあげようと獣医さんを呼ぶことはしませんでした。
6月9日0時48分、主人の腕の中で穏やかに眠るように息を引き取りました。15歳7ヶ月。最期も苦しそうな感じはほとんどなくて、大往生だったと思います。大きな病気をすることもなく、本当に手のかからない子でした。
6月10日、葉山のお寺で供養していただきました。リンちゃんを亡くしたばかりだというのに、義両親も駆けつけてくれました。
いまごろ、リンちゃんと一緒に天国で走り回ってるかな~?
レオはとにかく主人のことが大好きな犬で、いつも主人にべったりしている姿が、私には愛おしかったです。私も辛いけど、主人のほうがもっと辛いのかもしれません。
結婚生活のほとんどをレオと一緒に過ごしてきた私達夫婦にとって、レオはかけがえのないとても大きな存在でした。仔犬のときから争いごとが嫌いで他の犬に吠えたりすることも一切なかったです。私と主人が大喧嘩したとき、レオがちょうど真ん中に移動してきて、よほど怖かったのかガタガタと震えだしたことがあります。その震えてる姿を見て2人とも大笑い。こんな仲裁方法があったとは😆。
小さな車に乗って日本中を旅しました。大型犬は目立つので、多くの人に声をかけていただき撫でてもらいました。旅行メンバーにレイが加わってからも、みなさんが注目して触りたがるのは身体が大きくてタレ目なレオのほうでした。
レオがいなくなってしまったリビングは今までとは違う空間に思えます。先週は怒涛の1週間でいっぱい泣きましたが、後悔は何1つありません。余すことなく愛情を注いだという自信があるから。
気持ちが少し落ち着いたあと、昔の写真を整理したくなり、レオアルバム(←click)を作りました。旅立ってしまったことはとても辛いけど、その100倍以上の幸せをもらいましたし、私達にとってはすべての思い出が宝物です。