表参道にあるフレンチレストラン ラチュレ(LATURE)に行ってきました。
ラチュレはジビエ料理を専門にした1ツ星フレンチレストランで、オーナーの室田シェフは自らも狩猟免許を持たれているそうです。
『ラチュレ スペシャルランチ(8800円+サービス料10%)』のコースを頂きました。
鹿のブラッドマカロン
ラチュレのスペシャリテです。卵白の代わりに鹿の血が使われているマカロン。鹿の血には卵白と同じ成分が入っているのでしっかり泡立つんだそうです。そしてマカロンの中にも鹿の血を使ったブラッドソーセージをペースト状にしたものが挟まれています。全くクセはなく、甘さと旨味が共存した素晴らしいアミューズでした😍
サンマのコロッケ
アミューズ2品目もフィンガーフード。メークインポテトと秋刀魚が使われたコロッケ。ほのかに内臓の苦みも感じて、トッピングのクリームチーズがアクセントになっていました。
ラチュレの系列店(MONICA)で作られているパンです。美味しかったので帰りに買って帰ろうと思ったのですが、残念なことに催事でお休みでした。
カツオのグリエ
アールグレイの茶葉で燻製されたあと軽くグリエされた戻り鰹。その上に香草やズッキーニなどのコンディマンが乗っています。トマトとローズマリーウォーターで作られたソースといっしょにいただくと・・超進化版の鰹のタタキですね😋
パテアンクルート
パテアンクルートとは、パテをパイで包んで焼き、ジュレを流し込んで固めるフランスの伝統料理のことだそうです。
右にあるのはブルーベリー、冬瓜のピクルス、りんごのコンポートで、少しずつパテと合わせて頂きました。
野性味を感じるお肉が混ざりあったパテと、濃厚でねっとりとしたフォアグラの相性がよく、煮凝りを一緒に頂くとさっぱり感も加わります。このパテはパンがすすみますね~。付け合わせのピクルスなども味変になり、一皿で様々な味が楽しめました。
アンコウのポワレと芋ペースト
こちらは旨味たっぷりのブイヤベースソースが素晴らしいです!ポワレされたアンコウ、モンサンミッシェル産のムール貝、素揚げされた蓮根、滑らかにマッシュされたお芋、すべて美味しくて大満足😍
お肉の表面に強めに塩がふってあり、赤すぐりと赤ワインベースのソースも濃厚なので、最初の一口目がとても濃く感じました😅。このソースでしたらお塩は無しでも良かった気がします。良いお肉だったんですが、6月に札幌のモリエールでも食べたばかりなので、どうしても比較をしてしまいますね。モリエールの鹿は凄すぎました。
最後はコーヒーとパート・ド・フリュイを頂きました。
どのお料理もハイレベルで大満足です。とくに最初のマカロンとお魚料理(アンコウ)が秀逸でした。シェフの食材を無駄にしない考え方も素晴らしいですし、調理のアレンジ方法も斬新で、他のジビエも是非味わってみたいです。また1つお気に入りのお店が増えました😊
1 件のコメント:
こんにちは! ジビエ料理のレストランも多くなり始めていますよね。
マカロン斬新なアミューズでしたね。ブラッドソーセー少し苦手で(汗)
食べてみたいと思ったのは、アンコウのポワレにそそわれました!
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